2022年3月13日(日)に、静岡県、静岡県医師会共催で「かかりつけ医の普及・啓発に係る県民セミナー2021“泣いて笑って人生会議”」をしずぎんホールユーフォニアにおいて開催しました。もしものときのために、自分が望む医療やケアについて前もって考え、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有する取組(「人生会議」)について、多くの県民に知ってもらい、まずは身近で何でも相談できる「かかりつけ医」と一緒に考えてもらうことを目的として企画しました。当日は感染対策にも配慮し、会場参集とWeb配信のハイブリット形式で行い、会場参加は79名、Web視聴の再生回数は442回でした。

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開会の挨拶は、静岡県医師会 紀平幸一会長です。

第1部

講演Ⅰ 「かかりつけ医とつくるこだわりの人生会議」 静岡県医師会 小野宏志理事(写真左)

担当した患者さんが、ご自宅でご本人の望む最期を迎えられた事例についてお話がありました。亡くなられた方のひ孫さんからのお手紙が印象的でした。

講演Ⅱ 「生きかた死にかた-こだわりを文字に-」 静岡県文化芸術大学 横山俊夫学長(写真右)

平成31年3月に静岡県「人生の最終段階における医療・ケアの在り方」に関する検討会が設置され、横山学長は検討会の会長として尽力されました。3年間にわたり、人生の晩年そして末期(まつご)における医療・ケアに係る議論を重ね、提言書「人生の100年時代における自分らしい晩年末期のために」をとりまとめ、県に提出されたことについてお話がありました。

第2部

「聞いて笑って人生を笑顔に!健康寄席~笑いと健康~」 林家木久扇さん、弟子の林家ひろ木さん

林家ひろ木さんは三味線を使っての小話、林家木久扇さんからは、笑点の裏話等が聞けました。

閉会の挨拶は、静岡県医師会 小林利彦副会長です。         (2022年3月掲載)