福島県と本県の両医師会はこれまで長年交流を続けており、東日本大震災の際、静岡県医師会が編成したJMATチームが福島県の支援に入るなど、強い結び付きが生まれています。

そうした中、福島県では令和2年度、介護保険の地域支援事業の一つである「在宅医療・介護連携推進事業」を行う市町を支援するための事業を新たに立ち上げ、その事業委託先として福島県医師会が選定されました。同医師会では、新たにこの事業を実施するに当たり、同様の事業を実施する医師会の情報収集が必要として、今回視察先として本会を選んでいただいたものです。

令和2年10月2日の視察当日は、事務局長の馬場様をはじめ4名の職員がお越しになり、本会より当センターの概要等を説明した後、それぞれの地域の現状や課題について意見交換を行いました。当センターもまだ今年度立ち上がったばかりですが、今後も同医師会とは継続的な情報交換を行い、それぞれの地域でその特性に応じた事業を展開することができればと考えています。

<写真:向かって右側が福島県医師会、左側が本会>