「静岡県地域包括ケア情報システム シズケア*かけはし」は、高いセキュリティ機能を持ったICTシステムとして医療・介護情報の共有を目的に、2012年に運用を開始して以降、地域包括ケアをICTの力で支えるツールとして徐々に浸透し、県内の登録機関は約1200施設にのぼります。

今回、本システムを運営する一般社団法人静岡県医師会シズケアサポートセンターと、情報システム開発・保守を担当する株式会社SBS情報システム、それに本システムを支援いただいている県の担当者が一堂に会し、ロジックモデルを活用した「シズケア*かけはしのこれからを考えるワークショップ」を10月4日に開催しました。

ロジックモデルとは、実施事業の目指す姿を念頭に置き、その達成のために何が必要かを論理立てて説明することが可能な手法で、近年では行政組織での活用が推進されています。

医療・介護の現場や時代のニーズに応え、様々な機能を拡大してきたシズケア*かけはしが、今後ますます静岡県下の医療・介護従事者と地域住民をつなぐまさに”かけはし”となるにはどのような取組が必要かについて、活発な意見交換がなされました。終わりに、それぞれの立場でそれぞれの役割を果たしつつ、ワンチームとなって取り組んでいくことを誓いました。