認知症サポート医は、認知症の方の診療に習熟し、かかりつけ医への助言その他の支援を行うとともに、専門医療機関や地域包括支援センター等の連携の推進役を担うとされ、本県でも積極的に養成に取り組んでいます。

静岡県医師会では、認知症サポート医となられた皆様のフォローアップを通じて、認知症の方の暮らしやすい地域づくりに率先して協力するリーダー役を養成するため、平成29年度から県と連携して「認知症サポート医リーダー養成研修会」を開催しています。

令和2年11月29日(日)開催の同研修会では、国が平成30年6月に策定した『認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン』 を取り上げ、同ガイドラインの策定に関わられた国立がん研究センターの小川朝生先生から、認知症の人の意思決定支援の基本的理解とガイドラインの活用について講義をいただきました。

講義の中では同ガイドラインを多くの方々に理解いただくための研修プログラムのご紹介もあり、今後、認知症サポート医の皆様を中心に、認知症の人の意思決定支援の裾野が広がっていくことが期待されます。

なお、同ガイドラインの普及のための研修で使用できるテキストや教材については、下記でご確認いただけます。

(研修テキストはこちら)   (研修用教材の動画はこちら

講師の小川先生