早稲田大学の学生さんから静岡県医師会シズケアサポートセンター事務局に対し、ゼミ活動の一環でACP(アドバンス・ケア・プランニング)や地域包括ケアへの取り組みを研究しているため取材したいとのお話がありました。
ACPとは、元気なうちから自分自身が望むくらしや医療・ケアについて考えたり、周囲の方々と話し合い、共有する取り組みのことです。
オンライン取材当日は、双方向での活発な意見交換が行われました。本会からは、医療・介護・福祉の職能団体とともに取り組む普及啓発活動について情報提供を行いました。その取り組みの一つ「やってご!やらざぁ!やらまいか!静岡弁ACPかるた」(愛称:シズみんかるた)については、親しみやすい静岡弁のカードを活用して、患者さん・利用者さんとの会話のきっかけを作るとともに、その方の“人となり”を理解して、日頃の医療・ケアに役立てることを目的に啓発活動を行っていることを紹介しました。
後日、このシズみんかるたをゼミの有志でやってみました!といううれしい報告が届きました。このような体験を通じて、ACPとは人生の最終段階だけを考えるのではなく、大切にしている周囲の人たちと、日頃から価値観・人生観・死生観などを共有して、その人らしい人生を送れるようサポーティブに関わることだと感じてくれたらうれしいです。
人は命の危険が迫った状態では、約7割が意思決定や希望を他者に伝えることが難しくなると言われています。そのため、もしものときに備えて、どれだけ日頃から「自分事」としてとらえることができるかが、ACPを推進していくうえでとても重要な要素となっています。
今回、学生のうちからACPならびに静岡県下の取り組みに関心を寄せてくださったことに感謝します。
(内容・写真共に学生さんの許可の元、掲載しています)

早稲田大学の学生によるシズみんかるた体験会