『ACP(アドバンス・ケア・プランニング)ノート活用推進県民セミナー』を開催し、盛況にて終了しました!
~ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは『こころづもり』をする事なり~
静岡県医師会では、去る2月23日(金・祝)に県の事業委託(令和5年度 人生の最終段階における医療・ケア普及啓発事業)により、『ACP(アドバンス・ケア・プランニング)ノート活用推進県民セミナー』を開催しました。
会場のホテルグランヒルズ静岡(静岡市駿河区)には120名が参加され、
またWEBでは視聴回数が1,000回近くとなり、
大変多くの皆様に聴講いただくことができました。
基調講演では、伊豆保健医療センターの医師の北澤様より、
様々な看取りの事例を紹介いただきながら『こころづもり』をしておくことの大切さについてお話をいただきました。
続いて登壇の小原様からは、
県の作成したACPノートを活用しながら、ご自身のお父様を看取られた体験をご発表いただきました。
最後のシンポジウムでは、
上記のお二人に聖隷袋井市民病院の医師の望月様と静岡県医療政策課の藤森様が加わり、
ACPノートの普及について活発な意見交換が行われました。
この中では、“死に方”と捉えられてしまうACPのイメージを払拭し、
最期まで自分らしい“生き方”を考える、もっとポジティブなものとして広げていくことの必要性が確認されました。
熱気に包まれた会場からは、ACPに対する住民の皆様の関心の高まりを感じることができました。
※ 本セミナーでは「ACPノート」という用語を、いわゆるエンディングノート等の総称として使用しました。