函南町令和4年度第1回多職種連携研修会を7/22に実施しました。
今回は、「服薬が上手にできる連携を考えよう」をテーマに、1部では、「薬剤師の仕事を知ろう」 という内容で静岡県薬剤師会 在宅訪問推進委員 函南ベリー薬局 荒井 将人氏より、日ごろの薬剤師の仕事や実践している多職種連携について発表していただき、2部では、「服薬が上手にできる連携を考えよう ~薬剤管理ができない=在宅生活の継続はできないのか~」をテーマにそれぞれの立場で経験した困りごとや成功した事例を共有し、それぞれの立場でどんなことができるのか、また、どんな連携をしたらよいのかについて考えました。
研修会は、会場、Zoomのハイブリッドで実施し、88名の参加をいただき、医療や介護の現場では服薬に関して悩んでいる専門職が多く、関心が高いテーマであったことがわかりました。
参加者からの意見として「薬剤師を退院前カンファレンスに呼んで良いこと、薬剤に関して気軽に相談してよいこと、相談したら薬剤師から医師へ話をしてくれることがわかってよかった。」「薬剤師さんにも相談できるということがわかり、支援の幅が広がると思う」等、今後の業務のヒントになった、参考になったという声をいただきました。
今後も、函南町では、最後まで自分らしく暮らせる町を多職種が連携し実現できるよう、専門職の皆さんの日ごろの「困った」や、「こんなケース増えてきたけど、どう対応したらよいの?誰に相談したらいいの?」に応えられるよう、研修を実施していきたいと思います。
お忙しい中、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

Zoomで参加の皆さんの1部の様子です。みなさん、熱心に話を聞いてくださっています。

2部のグループワークの内容を発表する場面です。活発に話し合いが行われた様子がうかがえます。
(2022年8月掲載)