シズケアサポートセンターでは、地域包括ケアを支える専門職団体が実施する研修内容や連携状況を把握し、本県の地域包括ケア推進に向けて各団体が連携し、効果的・効率的な研修の実施を図ることを目的に、年1回、各専門職団体の研修担当者が集まり、静岡県地域包括ケア推進室も同席のもと、連絡会を開催しています。
この3年間、各々の得意分野を生かし、地域包括ケア推進に向けて尽力したことを共有しました。コロナ禍では市民参加型や会場集合型の研修ができない状況下で、Webを活用した三密回避の非接触型研修など創意工夫がなされたこと、アフターコロナでは、Webと会場のハイブリッド型、オンデマンド型といった新たな研修スタイルを定着させてきたことなどが語られました。
本連絡会を通じ研修担当者の顔の見える関係を築いたことで、互いの得意分野を生かし、他団体から講師を招きやすくなったことや、団体単独で研修を企画するだけでなく、複数の団体が一つの研修会を作り上げるスタイルも生まれてきています。
『人生の”最期の一口”に私たち専門職は何ができるだろうか』この究極の問いに対し、熱いディスカッションも行われました。
このように、各専門職団体が一堂に会し、互いの人材育成や研修に関して情報共有・意見交換ができる場は実は少なく、貴重な交流の場にもなっているのです。