静岡県医師会では臨床研修医のキャリアパス支援事業として、2016年度より原則、臨床研修1年目の医師を対象に、実践的なブースラウンド形式による研修会『屋根瓦塾in Shizuoka』を東・中・西部各地区で開催しています。令和5年度は、まず8月6日(日)に県西部地区にて開催しました。医学生を含む20名の参加者がグループごとに5つのブースを回り、「CVC(中心静脈カテーテル)」「臨床疑問の検索」「小児救急」「産科救急」「救急チームづくり」について学びました。

西部地区の各医療機関で活躍中の指導医が各ブースの講師を務め、参加者はそれぞれ熱心に講義に耳を傾け、多彩な研修プログラムに意欲的に取り組んでいました。臨床研修医のキャリアを支えることは、ひいては将来の静岡県の医療や、県民の健康を守ることにつながっていきます。静岡県医師会では、これからもこのような取組を継続していきます。