2022年11月26日(土)、27日(日)に、キラメッセぬまづで「メディメッセージ2022 ~みんなの力を医療の力に~」を開催しました。
2019年にツインメッセ静岡で開催して以来3年ぶりの開催となりましたが、会場前から入場待ちの列ができ、地域の皆様からの期待を感じることができました。入場者登録による会場滞在人数の把握、こまめなアルコール消毒、マスクを着用したままの実演・解説など、感染症への対策を実施することで体験型のイベントを実現しました。

 

来場者数は、約5,000人(11月26日:約2,000人、11月27日:約3,000人)でした。

オペ室を再現したスペースでは、心臓カテーテルの実演、腹腔鏡胆のう摘出の実演が各日1回ずつ開催されました。担い手づくりのために前列を子どもたちの専用席とし、そこから真剣に実演を見つめる姿が印象的でした。

各日2回にわたって開催されたトークライブでは、ドクターヘリ、放射線、新型コロナ、研修医×指導医など、幅広いテーマを取り扱いました。医療の道を志す子どもたちが熱心に耳を傾ける姿も見られ、質問には積極的に手があがりました。

各医療団体の皆様にご協力をいただき、会場内には様々な体験コーナーが用意されました。集中治療室やオペ室、画像診断、臨床検査の機器をはじめ、本物の医療技術に触れていただく貴重な機会を提供することができました。

実演が行われた心臓カテーテルや腹腔鏡の手術について、そのトレーニングを体験できるコーナーも設けられました。救急車の公開もあり、訪れた方は順番を待って搭載された機器の説明を受けていました。

体験を通じて、医療に関わる様々な職種について知っていただくことができました。治療や検査だけではなく、感染症対策やリハビリ、歯科、バランスのよい食生活などの体験を提供することで、地域医療全体に関心を持っていただくことに努めました。  (2022年12月掲載)